

このサイトでは、伊勢神宮から熊野速玉大社までの約170kmの道程を16のコースに分けて紹介しています。
これは、実際に踏破したときのコース設定ですが、子どもと一緒ということや周辺のスポットも楽しみたいとの思いから、1日に歩く距離はそれほど長くしていません。長くても1日15km程度です。
この程度の距離であれば、余裕をもって道中を楽しめると思いますよ。
その日の天候や体調、家に戻ってきたい時間などによって、どのコースを歩くか考えてみましょう。
「コース紹介」のページでは、おすすめ度を★の数で示しています。これは、熊野古道を歩くだけではなく、周辺のいろんなスポットも含めたおすすめ度になっていますので、参考にしてください。
また、所要時間は、いろんなところに立ち寄ったり、ごはんを食べたりしながら歩いたときの実際の時間です(かなりゆっくりめ)。
熊野古道伊勢路は、JR紀勢本線又は参宮線とほぼ平行しています。
そのため、車をスタートの駅において歩いてからJRで戻ってくるか、
又は車をゴールの駅において、スタートの駅までJRで移動してから歩くかのどちらかになります。
そのとき注意したいのがJRの時刻表。紀勢本線では2~3時間に1本しか普通列車が走っていません。
なので、JRの時刻表にあわせて、スタートの駅に車を置いておくか、ゴールまで先に行っておくかを決めることになります。(これがプランづくりの肝かも)
一番大切なもの。これがなければ迷わず歩くことは難しい!熊野古道伊勢路公式ホームページ(三重県東紀州振興課)にデータ掲載されています。他にもいろんなパンフレットがあるのでチェックしてみて。 特に夏場は5本以上必要なことも。峠道には自販機はないので、事前に買っておきたいですね。水筒よりも荷物にならないペットボトルがおすすめ。 峠によっては熊らしき動物の目撃証言も。念のためのお守りのつもりで持っておいた方が安心。 ちょっと小腹が空いたときに歩きながら食べられるものがあるといいです。 峠道には基本的にトイレはないです。登る前にすませておくことが鉄則ですが、それでも行きたくなることも(特に子どもは)。でもごみは必ず持ち帰りましょうね。また、たまにトイレットペーパーが切れているトイレもあるし、持っていると何かと役立ちます。 スマホは、写真を撮ったり情報を調べたりといろいろ使います。電波が届きにくいときは電池の消耗も激しいので気をつけて。 絶景の場所での記念撮影に役立ちます! 特に夏場は必須です! せっかく熊野古道を歩くのだから、手作りやコンビニの弁当などは持っていかずに、地域のお店でおいしいものを食べることをおすすめします。
ただ、昼をまたいで峠を越える八鬼山などは、登る前にサンマ寿司でも買っておくといいでしょう。 ハイキングの服装があればベスト。なければジャージなど運動できる服装でいいのではと思います。履きなれた運動靴は必須ですよ。
三重県の南部地域は冬でもめったに雪が積もったりはしないので、どんな季節でも歩くことができます。持ち物
□熊野古道伊勢路図絵~新・平成の熊野詣
服装
おすすめの季節は?
桜が楽しめる春、川遊びも兼ねて夏、ハイキング日和の秋、空気がきれいな(=絶景が楽しめる)冬。
それぞれの季節にあわせた楽しみ方があると思いますよ。