10.尾鷲~三木里<八鬼山越え> おすすめ:★★★★★ 所要時間:6時間40分

コースガイド
1.尾鷲駅
【10:05】
尾鷲駅前のまちの駅駐車場に車をとめて、伊勢路最大の難所「八鬼山越え」にチャレンジ!
事前に「始神テラス」でサンマ寿司などお弁当を買っておこう。
2.伊勢えび!
【10:30】
中井町の尾鷲観光物産協会でいろんな情報を入手したら、八鬼山越えの登り口まで、尾鷲市内を歩きます。
道沿いにある「はし佐商店」では、店頭に並ぶ新鮮な魚介類に目を奪われます。
おいしそうだけど、これ持って八鬼山登れないしなぁ・・・。
3.やのはま道
【10:50】
途中から「やのはま道」の案内に沿って、住宅の路地裏のような道を何度も曲がりながら進みます。
迷路みたいで楽しいよ。
4.オオカマキリ
【11:05】
もうすぐ登り口というところでオオカマキリを発見。
怖がらずに持てるかな。
5.八鬼山登り口
【11:25】
やっと登り口に到達。駅からここまで1時間20分かかりました(寄り道しながらだけど)。
ここからが本番です!
ここでは必ずトイレに行っておきましょう(この先の長い道のりにトイレはありません)。
6.初めは余裕
【11:35】
八鬼山の道標は「63」まで。1,2・・と道標を迎えるたびに「この調子だったら結構簡単に行けちゃうかも」なんて思ってしまいます。
7.空が見える~
【11:50】
まだそんなに登っていませんが、空が見えるところがあって気持ちいい~!
8.駕籠立場
【12:00】
駕籠立場に到着。昔、藩主たちが乗っている駕籠を止めて休憩した場所らしく、少し広くなっています。
この先の七曲がりに備えて休憩しておきましょう。
9.七曲がり
【12:30】
八鬼山越えの中でも最も勾配が急な「七曲がり」という難所。
登っても登っても急な坂が続き、太ももが張ってきます。
一番のがんばりどころです!
10.まだ登ります
【13:10】
七曲がりをやっと登ったところには、ベンチが置いてあって、とりあえず一息入れます。
ただ、その後もまだ登り坂は続きます。
本当に行き倒れの供養地蔵が多いです。
11.蓮華石と烏帽子石
【13:10】
八鬼山といえばこの蓮華石と烏帽子石。存在感抜群です。
八鬼山に限ったことではないですが、こんな山の中にこれほど大きな岩がころがっているのがほんとに不思議ですね。
12.荒神堂
【13:40】
「九木峠」を越えてさらに進むと見えてくる「荒神堂」。
普段は建物が開放されてないみたいだけど、たまたまこのときはお堂をお世話する方がいらっしゃったので、中を拝むことができました。
1300年もの歴史を誇るとのことで、荘厳な雰囲気の中で手を合わせました。
13.伊勢路一番の絶景
【14:10】
見てください、この絶景!!
荒神堂からさらに登っていった先にあるさくらの森広場からの景色です。
ここまでの道のりが大変だったこともありますが、熊野古道伊勢路170kmの中で一番感動した景色かもしれません。
水平線を見ていると、地球が丸いということを実感できます!
ここでランチタイムです。
14.下り道
【16:00】
さくらの森広場からは下るだけ。
苔むした石も多いので、足を滑らせないように気をつけよう。
15.十五郎茶屋跡
【16:05】
ここには茶屋があったようで、昔の旅人もここらで一息入れたのでしょう。
16.名柄一里塚
【16:20】
十五郎茶屋跡からは、駕籠立場や三木里側登り口を経て、舗装された道に出ると、まもなく名柄一里塚があります。
新宮まであと54km。だいたい2/3くらい歩きましたね。
17.三木里海岸
【16:35】
そのまままっすぐに進むと三木里の海岸に出ます。
八鬼山を越えた~と達成感を感じます。
そして、三木里駅から尾鷲駅に戻ります。(17:05発→17:22着)
立ち寄りスポット
始神テラス
紀伊長島ICと海山ICの間にある紀北PA。
八鬼山越えに持っていく弁当をここでゲットしておくと便利です。
他にもたくさんのおみやげも置いているので、尾鷲以南へ行くときにはちょっと寄ってみるといいかも。
釣り
三木里海岸での釣り。
このあたりの海は、岸壁のところでも底まで透き通ってて、魚が泳いでいるのが見えるんですよ。
だから、釣りをしてても、かかるのが分かるから楽しいよ。
おふくろ
尾鷲市内の国道42号沿いにある食事処。
尾鷲のお店は、どこでも魚が本当においしいです。こちらの海鮮丼も超豪華!