伊勢から熊野を結ぶ熊野古道伊勢路170kmを子供と一緒に歩いた記録です

16.紀伊井田~熊野速玉大社<熊野川を渡る> おすすめ:★★★☆☆ 所要時間:2時間30分

コースガイド

1.紀伊井田駅を出発

紀伊井田駅を出発 【10:20】
紀伊井田駅を出発して、少し北へ戻ったところにある「横手地蔵」の看板を目印に踏切を渡ります。

2.道の真ん中に大岩が

道の真ん中に大岩が 【10:30】
細い道をくねくねと登っていくと、突然、道の真ん中に大きな岩があります。

3.見晴らしがすばらしい

見晴らしがすばらしい 【10:35】
見晴らしのいいところにベンチが置いてもらってありました。
ここからの景色は、七里御浜沿いから見る海とはまた違った良さがあります。あまり知られていないと思いますが、絶景ポイントですね。


4.歩きやすい道

歩きやすい道 【10:45】
見晴らしがいいだけあって、鎖国時代にはこのあたりに海からの外敵進入を知らせる狼煙場があったようです。
今はのどかな散歩道です。

5.横手延命地蔵

横手延命地蔵 【10:50】
お地蔵さんの横にある湧き水(ふたがしてあります)は、万病に効く霊水と言われています。
「おんかかかびさんまえいそわか」と7回唱えるようです。

6.首なし地蔵と導引地蔵

首なし地蔵と導引地蔵 【11:00】
ここで地元のおばあさんに会って、みかんをいただきました。
熊野古道を歩いてきて、これまでこういったあたたかい出会いをたくさん経験しました。

7.最後の道標

最後の道標 【11:35】
国道42号の上を越えて、住宅街を歩きます。海の方を眺めると、紀州製紙工場の煙突が見えます。
さらに小さい橋を渡って再び国道42号の信号を渡ると道標があります。
「新宮まで2km」。伊勢神宮(内宮)から始まった熊野古道伊勢路170kmの旅も残すところあと2kmとなりました。ちょっと感慨深いです。

8.熊野川

熊野川 【12:00】
ついに熊野川に出ました!
対岸はもう和歌山県。いよいよです。

9.新旧熊野大橋

新旧熊野大橋 【12:15】
和歌山県側へ渡るため、熊野大橋へ。
ここには3本の橋が架かっています。左の緑色の橋が旧熊野大橋。今は三重県側から和歌山県側への一方通行となっています。
右側の赤色の橋が新熊野大橋。
そしてその間(緑色の橋のすぐ右側)にある小さな橋が歩道橋です。安全のため、この橋を渡りましょう。

10.和歌山県へ

和歌山県へ 【12:20】
エメラルドグリーンの熊野川を眺めながら、ついに和歌山県に入ります!


11.熊野速玉大社

熊野速玉大社 【12:35】
ゴールである熊野速玉大社に到着!
ついに子どもと一緒に熊野古道伊勢路170kmを歩ききりました。言葉では言い表すことができないような達成感、充実感があります。
伊勢からここまで歩く中で、正直、途中で「もう歩くのいやや」と言われるかと思っていましたが、歩き終わって出てきた言葉は「また歩きたい」でした。

12.立派な社殿

立派な社殿 【12:45】
熊野速玉大社といえば朱色の立派な社殿。
これまでの旅の無事に感謝します。

13.新宮駅

新宮駅 【13:15】
熊野速玉大社から新宮駅までは15分程度で歩けます。
ここから紀伊井田駅まで戻ります。


立ち寄りスポット

赤木城跡

赤木城跡 熊野市紀和町にある赤木城跡は、築城の名手藤堂高虎によって築かれたそうです。
朝霧に包まれる姿は、兵庫県の竹田城などと並んで「天空の城」の1つとも言われています。


トロッコ列車

トロッコ 熊野市紀和町には、入鹿温泉と湯ノ口温泉という2つの温泉があります。そして、その2つの温泉をつないでいるのがこのトロッコ列車。
昔の鉱山鉄道を活用した小さな小さな列車に、大人も子どもも大はしゃぎ間違いなしです。
http://www.ztv.ne.jp/irukaspa/kanko.html

湯ノ口温泉

湯ノ口温泉 源泉かけ流しの温泉でゆっくりくつろいで。
施設もリニューアルされているし、隣にはコテージもあります。
http://www.ztv.ne.jp/irukaspa/yunokuchi.html

マップ(出典:熊野古道伊勢路図絵

上記写真の位置をマップ上に示してあります。

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