13.新鹿~熊野市<波田須の道・大吹峠・松本峠> おすすめ:★★★★☆ 所要時間:6時間30分

コースガイド
1.新鹿駅からスタート
【9:10】
新鹿駅に車をとめて、海岸に向かいます。
最初から「どこを歩いていけばいいのかな?」と迷うほど狭い路地を下っていきます。
2.新鹿海岸
【9:20】
新鹿海岸に出ました。きれいです!
夏だったら海水浴客が多くいるのでしょうか。
トイレもあるので済ましておこう。
3.上から眺める新鹿海岸
【9:25】
国道311号を右手に外れて上の方へ登っていきます。
JRのトンネル上を越えたところで振り返ると、さっきの新鹿海岸が遠くに見えます。
ここで列車が通るといい画になりますね。
4.波田須の道入口
【9:40】
再び国道311号に合流してしばらく進むと、左側に波田須の道の入口があります。
5.民家の間を抜けます
【9:45】
波田須の道は、今も生活道路となっている部分もあり、民家の間を通っています。
のどかです。
6.ここから世界遺産
【9:50】
世界遺産部分は短いですが、伊勢路の中で最も古い鎌倉時代の石畳が残っています。
7.波田須の絶景
【10:10】
波田須神社を過ぎたところから絶景が広がります。
下に見えるのは徐福の宮と言って、2000年以上も昔に中国から不老不死の薬を求めて波田須に上陸したと伝えられる徐福が祀られています。
8.トラ!?
【10:30】
絶景を楽しみながら波田須駅の方へ向かっていくと、集落があるのですが、突然、畑にトラが!?
ビックリ!!
9.波田須駅へ
【10:30】
熊野古道のルートからは少し外れますが、波田須駅へ寄っていきます。
波田須駅は、両側をトンネルに挟まれているうえ、こんな狭い道でしか到達することができないため、秘境駅とも言われています。
駅からの眺めもすばらしいです。
10.大吹峠登り口
【11:00】
波田須駅からまた古道ルートに戻るのですが、その後の道が分かりにくく、少し早めに311号に出てしまいました。
そしてたどり着いた大吹峠登り口。
「スズメバチに注意してください」「落石注意」「熊出没注意」とどれだけ危険なん?と思っていたら、ヘビの抜け殻が!!
子どもたちのテンションも上がります。
11.大吹峠道
【11:15】
大吹峠までは短い距離ですが、少し石畳を登ります。
12.大吹峠
【11:20】
峠には、鹿や猪から農作物を守るために築かれた猪垣がきれいに残っています。
13.竹林
【11:25】
下り道は、熊野古道には珍しく竹林が広がっています。
14.大泊海岸
【12:05】
大吹峠を下ってくると大泊海岸に出ます。
子どもたちは川や海が好きですね。またちょっと波と戯れるため休憩です。
15.松本峠登り口
【12:30】
松本峠も石畳がきれいで距離も長くないため人気の峠です。
ここから登ることができますが、今回は鬼ヶ城に寄ってから合流するルートにします。
16.鬼ヶ城センター
【13:25】
鬼ヶ城センターは、漁協直売の弁当やレストラン、デザートなどもあるので、ここでランチタイム。
観光バスが何台も来ていて大変賑わっていました。
17.鬼ヶ城
【13:35】
波の浸食と地殻変動によって隆起した奇岩に圧倒されます。
子どもたちも大自然の不思議さ、偉大さにしばらくぼーっと海を眺める時間が続きます。
なお、鬼ヶ城も世界遺産登録されています。
18.さくらの道
【14:25】
鬼ヶ城センターの駐車場から「鬼の見晴らし台」を目指して急な階段を登ります。
春は桜がきれいです。
19.鬼の見晴らし台
【14:30】
うわぁ~きれい!
昔、居城があったというだけあって、見晴らしは最高です。
ここまで登ってきた疲れも吹き飛びますよ。
20.七里御浜
【14:50】
鬼の見晴らし台から松本峠へ合流する道を歩くと、途中に東屋があります。
ここからは延々と続く七里御浜の絶景を見ることができます。ちょっと天気が悪いですが、ここからの写真はよく紹介されていますね。
21.松本峠
【15:00】
このあたりの石畳は明治時代に整備されたものらしいです。
松本峠は伊勢路最後の峠です。ここを下れば、あとは平坦な道が続きます。
22.熊野市駅
【15:35】
峠を下りたら商店街を抜けて熊野市駅に到着です。
駅前の噴水で遊ぶ子どもたち。
15:42の列車で新鹿駅に戻ります。
23.新鹿駅に戻ってきました
【15:54】
新鹿駅に到着です。
立ち寄りスポット
新鹿海岸
子どもたちはまだ元気が有り余っているようで、まだ海で遊びたいというので、再び新鹿海岸へ。
ほんとにきれいな水ですね。
鬼ヶ城
途中にも少しだけ立ち寄りましたが、本来、鬼ヶ城は海側の断崖絶壁を歩いて七里御浜方面へ抜けることができます。
ただ、平成27年の台風被害により、現在は通行止めになっていますが、復旧したらぜひ歩いてみてはいかがでしょうか。
福井県の東尋坊なんかよりも大自然の荒々しさを実感できると思いますよ。おすすめです!